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運転免許証に必要な視力の最低ラインは? 眼鏡やコンタクトレンズは?

運転免許証の視力基準は細かい


運転免許証の取得条件の項目には、年齢の他にも、運動機能や視力など、細かい条件が設定されていますが、視力に関しての詳細を理解している方は稀だと思います。
運転免許証に必要な視力の最低ラインの値は、どれくらいなのでしょうか。
車の運転免許取得年齢は、18歳以上という条件を知っている方は多いと思われますが、視力や運動能力が基準に達していなければ、運転不可能とされてしまいます。
AT限定免許取得の受験資格を挙げてみます。
年齢は18歳以上から、視力は、両眼で、0.7以上、1眼でそれぞれ、0.3以上(矯正視力を含む)、1眼が見えない人は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であることが求められます。
色彩識別能力が、赤色、青色、黄色の識別が可能であること、聴力は、10mの距離で、90デシベルの警報器の音が聞こえること、日常会話が聞こえることが条件として、求められます。
MT免許も同じ条件です。ただ、冷静に、この条件を考慮してみると、細かい指定がされている項目は視力だけです。
車を運転する際には、やはり、視力が重要視されることとなります。
事故予知、危険予知、状況判断においても、最初の情報の認知は、視力によって、得られるわけですから、視力には、細かい指定が存在するのです。
 

眼鏡やコンタクトレンズをしての視力検査は可能です


裸眼で視力が弱い方は、視力検査も不安になりがちです、自分では、視力の弱さを自らの個性として、受け止めがちですが、世の中に出てしまうと、その個性は、デメリットとして、位置付けられてしまうのです。
しかし、普通自動車免許の場合、眼鏡やコンタクトレンズを外さずに、視力検査を受けることが可能なのです。
視力が弱い方は、眼鏡やコンタクトレンズで矯正することで、運転免許証を取得、更新することが可能となります。
取得、更新した運転免許証には、眼鏡等という文字が添えられることになり、運転時には、眼鏡やコンタクトの着用が義務付けられます。
もし、この着用を怠った場合、免許条件違反となり、違反点数2点及び反則金7,000円となります。
事故を起こした場合は、過失が上乗せされ、自動車保険の支払いも減額されることがありますので、注意して下さい。
運転免許取得や運転免許更新の際の視力検査に不合格してしまう、という状況も考えられます。
しかし、その場合、二度と免許が取得することが出来ないということではありません。
失明は別問題ですが、眼鏡やコンタクトの度が合っていない、もしくは、裸眼の視力が下がっているものと思われますので、再検査をすることが可能となります。
 

視力は免許によって基準が違う


意外なことなのですが、視力の規定は取得予定の免許によって、違ってきます。
原付免許及び小型特殊免許の視力の合格基準は、両眼で0.5以上、又は、一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上です。
普通第一種免許、中型第一種免許、二輪免許、大型特殊免許の視力の合格基準は、両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上、又は、一眼の視力が0.3に満たない方、もしくは、一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上となります。
大型第一種免許、中型第一種免許、けん引免許、第二種免許の視力の合格基準は、両眼で、0.8以上で、かつ、一眼がそれぞれ、0.5以上、さらに、深視力として、三かん法の奥行知覚検査機により。3回検査した平均誤差が2センチ以内となっています。
深視力とは、視力ではなく、遠近感や立体感を感じる動的な遠近感の判断能力のことです。
各種免許の合格基準や最低ラインは、このような基準となっています。
運転免許取得及び更新の際には、しっかりとした視力が必要となりますので、不安な場合は、眼鏡やコンタクトレンズを新調、そして、着用し、視力検査を受けるようにしましょう。

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