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教習所に通うなら通学派と合宿派、どちらがいいの?

自動車免許を取ろうと考える時、教習所まで通う方法と合宿に参加する方法、どちらがいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
通学制と合宿制、それぞれにメリット・デメリットがあるので2つを比較してみます。
 

合宿制の特長とは?


自動車教習所が宿泊施設などの手配も行い、泊り込みで免許取得を目指すのが合宿制です。
合宿制を選ぶメリットとしては、AT限定車で最短14日間、MT車で最短16日間の短期間で教習所を卒業できるということです。
宿泊して教習を受けるため、多少遠い自動車学校に入校することになっても通う手間や時間が省けるため、選択肢が広がります。
また、集まってくる人もみんな免許取得を目指す人ばかりなのでやる気が出ると感じる人もいるでしょう。
1人で参加するのが不安だという人は、シングルタイプの部屋を用意できるコースもあるためそちらを選ぶ方法もあります。
しかし、合宿制では短期間で卒業ができ、教習料金が安いということが話題になりますが、実はこれに関しては注意も必要です。
最短で卒業条件できる期間をAT限定車で最短14日間、MT車で最短16日間と記しましたが、技能教習が順調に進まなかった場合には1日~3日程度の延泊が必要となります。
料金に関してもシーズン毎に金額が変動するため、特に人気の2~3月、7~8月にかけては宿泊施設や部屋のタイプなどによっては割高になってしまう場合もあります。
 

通学制の特長とは?


自動車教習所に入校し、通学しながら教習を受けるのが通学制です。
自動車教習所までわざわざ通う必要が出てきますが、教習所で拘束されている時間以外は自由に使えるため、普段の生活を送りながら免許取得を目指すことができます。
また、合宿制の場合どうしても他の生徒との共同生活が必要になり、2週間以上自宅から離れたところで過ごす必要が出てきます。
長期休暇中の大学生など時間に比較的余裕がある人であれば合宿制を選択して集中的に免許取得を目指すのも良いかもしれませんが、仕事をしている人にとっては2週間以上の休みを取ることは困難かと思います。
通学制で免許を取ることのメリットは、時間の使い方の自由度が高く、生活のリズムを大きく変えずに免許取得を目指すことができるという点が大きいと言えます。
しかし、通学制は合宿制と違って卒業するまでに時間がかかるといったイメージを持っている人もいるかもしれません。
ところが、一概に通学制は時間がかかると言えない部分もあるのです。
実は通学制も合宿制も1日に技能教習を受けられる時限数には制限があり、一段階では2時限まで、二段階では3時限までを超えることはできません。
そのため、通学制でも短期間で免許を取得できる「短期プラン」を設けている教習所もあります。
短期プランなどを活用することで時間をかけずに卒業をめざすこともできます。
各教習所のプランや卒業までのスケジュールを確認してみることをお勧めします。
 

自分に合うプランを選ぼう


合宿制と通学制、それぞれのコースでメリット・デメリットがあるため、一概にどちらがお得とは言い切れません。
教習所を選ぶ時には安易に金額だけ見て決断しないで、そのプランが自分に合うものかじっくり検討することが大切です。
また、教習所が混雑する2~3月、7~8月に入所を希望する場合にはギリギリになると受け入れてもらえないことがあります。
免許取得を考えるのなら計画をしっかりと練って余裕を持ったスケジュールで教習所の入校申し込みをするようにすることが大切です。
 

まとめ


自分の生活スタイルを変えたくない人や仕事を持っていてまとまった休みが取れないという人は通学制をお勧めしますが、長期休暇を取ることができる、普段とは違った雰囲気を楽しみたい、集中して免許取得を目指したいという人には合宿制でも良いでしょう。
自分に合う無理のないプランを選択することが大切です。

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