教習所はここを見て選ぶべし！
自動車免許を取得するには、教習所で指導を受け、運転の知識と技術を学ぶ必要があります。
教習所によってはより合格しやすくなったり、お得に指導を受けられるケースがあるので、どんなところを見るべきか事前に調べましょう。
公安委員会指定の重要性とは？
教習所を選ぶ際、一番最初に見ておきたいのが、公安委員会の指定を受けているかどうかです。
教習所は日本全国にありますが、公安委員会の指定を受けているところとそうでないところがあります。
公安委員会は、教習所が一定の教育水準を満たしているか調査しており、条件を満たした教習所は指定を受けた公認校として認定されます。
一定の教育水準を満たしているだけでも魅力的に聞こえますが、それ以上に生徒にとって重要なのが、技能試験が免除されるという特典です。
運転免許試験場で実際に運転する技能試験は非常に厳しい試験で有名で、大抵の人は不合格になるといいます。
なるべく早く、余計な出費を出さずに免許を取得するためにも、公安委員会認定の教習所を必ず選びましょう。
公安委員会の認定を受けていない教習所は、受講料が安く設定されています。
値段だけ見るとお得に見えますが、厳しい技能試験を突破できないと、何度も受験料を支払うことになる分、結果としてより高い受講料を支払うことになりかねません。
もし運転技術に自信があるなら、公安委員会非認定の教習所を利用するのも一つの手ですが、多少高くても認定を受けた教習所の利用をおすすめします。
公安委員会認定の教習所を探す際は、「○○県公安委員会指定」と案内などに書かれていないか確認しましょう。
公安委員会指定という情報は、教習所にとっては重要なアピールポイントなので、何らかの形で紹介しているはずです。
逆に非認定の教習所だと、公安委員会「届出」教習所といった具合に、認定されているかのように見せかけるところもあるそうなので、そうした教習所を利用しないよう気をつけましょう。
教習所の値段の違いは？
教習所の情報を比較してみると、受講料に差が出ることが分かります。
教習所の値段は固定されているわけでは無いので、各教習所が自由に設定しています。当然値段が他より安い教習所もあるので、必ずチェックしてみましょう。
教習所の受講料の差は、どこに教習所があるかで大きく変わります。基本的に都心に近い土地は高く、郊外の土地は安いので、都心に近づけば近づくほど受講料も高くなります。
一番安い教習所を狙うなら、都市部から非常に遠いところを探せばすぐに見つかるでしょう。
ただし、そうした場所にある教習所は通学が大変です。
そのため郊外にある教習所では、しばらくの間泊まり込みで運転を学ぶ合宿を行なって、通学の手間を省いています。
学生など、時間に余裕がある方なら、長期休暇を利用して受講すれば、非常に安く免許を取得できます。
受講量が高い教習所は、経済的な負担こそ大きいですが、都心に近い分通学が楽だったり、設備が新しかったりと、環境に優れたところも見られます。
仕事や学校の合間に通うなら、都心に近い教習所を利用せざるを得ないので、何か割引サービスが使えないかチェックしましょう。
例えば友人を誘うと割引になるペアプランや、学生限定の学割プランなど、大抵の教習所では割引用のサービスを実施しています。
見学の重要性を忘れずに
教習所に関する情報は、最近だとネット上でも簡単に調べられますが、実際に見てみないと正確な情報は分かりません。
いくつか候補を絞り込んだら、必ず一度は教習所を見学してみましょう。
基本的に公式サイトやパンフレットに書かれる情報は、どれも良いところばかりをピックアップしているものです。
教習所側が見せたくないであろうポイントを見て初めて、教習所を選ぶ判断材料が集められます。
大抵の見学所では、見学会や説明会を定期的に開催しています。
事前に連絡を入れておけば、予定日に見学させてくれるでしょう。
施設の案内はもちろん、車両の案内や料金プランの説明などもよく行なわれているので、合わせてチェックして下さい。
見るべきポイントは色々ありますが、設備の汚れは重要なポイントです。
トイレなどの汚れが目立つ場合、他のサービスもずさんな教習所が大半なので、見逃さないよう気をつけましょう。
合宿を受ける場合は、宿泊施設なども見学できるか確認してください。合宿の期間は数週間と長く、宿泊施設が使いにくいとその分苦労します。
周辺にお店があるかなど、施設外の情報も集めておくと、より快適に過ごせる教習所を絞り込めます。
まとめ
教習所はどこも同じに見えるかもしれませんが、少し調べるだけでも、様々な違いがあることが分かります。
それらの違いを出来る限り調査して、自分が希望する免許の取得プランに合致する教習所を選べば、よりスムーズかつお得に車を運転できるようになるでしょう。
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