運転免許取得の流れ
最終的に免許センター及び試験場にて交付される
免許というものは、やはり、自分勝手に事を為してしまうと何の意味もありません。
何事もそうですが、主観的になってしまうと軸が自分中心となってしまい、公平性を保つことが出来なくなります。
客観性が現状を把握する上では、最も必要となってくるのです。
特に運転免許となると、技術が一定水準を保っていないと交通事故を起こし、時には人命が奪われる悲しき事態を生みます。
そのような悲劇を防ぐためにも、運転免許取得は必要なのです。
運転免許取得のためには、まず取得する免許の種類を決定しなければいけません。
ここでは、AT(オートマティック車)なのか、MT(マニュアル車)車なのかを決定するのです。
そして教習所に通い、卒業証明書を交付してもらうことになります。
教習所では、学科講習、技能講習を経て、仮免許取得、卒業免許書交付という流れになります。
最後は、免許センター及び試験場に行き、最終学科試験に合格し、運転免許証交付という流れになります。
免許センター及び試験場では、学科試験だけをクリアすることになります。
これが運転免許取得における大まかな流れです。
教習所で仮免許を取得しなければならない
教習所に通所することと短期集中型の合宿でも、習う内容は同じであり学科講習と技能講習があります。
適性検査を行い、第1段階の教習を受講することとなります。
学科講習では、自動車を運転する際に必要な交通基本ルールやマナー.路上に出る前に知っておくべき基礎知識を習得します。
配布された教本を使用した授業を受講します。
すべての講習が終了したら効果測定が行われ、90点以上を取ることが出来たら合格です。
なお、不合格であっても何度も受けることが可能です。
技能講習では、自動車における各装置の基本操作や基本走行を学びます。
例えば、前進、停止、後退、交差点、狭路の通行などです。
これらを教習所内のコースを共感が同乗し、練習を重ねます。
最終的に運転の技術を教官が判断し、みきわめを選定します。
このみきわめがもらえない、と仮免許を貰うための修了検定を受けることは出来ません。
みきわめを貰うまで、補習、そして、追加教習を行うことになります。
修了検定とは、教官と一緒に路上に出て運転することなど、第2段階の教習を受けるために必要な仮免許を取得するための学科試験と技能試験のことです。
検定に合格すると、仮免許が交付されます。
免許センター及び試験場での学科試験90点以上で合格
仮免許が交付されると、第1段階よりも高度な応用編、第2段階の学科講習、技能講習が始まります。
学科講習では、高速道路での運転、自動車の保守点検など、専門的知識を学びます。
技能講習は、教官同乗の下、実際の道路に出て行います。
教習所では体験出来ない応用的な運転技術や応急救護措置などを学びます。
この最後にも、教官のみきわめを貰い、最終的な卒業検定に望むことになります。
卒業検定とは、本免許の技能検定のことであり、これに合格すれば試験場及び運転免許センターでの技能試験を免除してもらえます。
仮免許取得の際と違うところは、学科試験がないことです。
卒業証明書を持参し、最後は試験場及び運転免許センターでの試験に臨みます。
適性試験と学科試験の2つを受講します。
適性試験は、視力や簡単な運動能力を測ります。
学科試験は、マークシート○×方式であり、90点以上で合格です。
この2つの試験に合格すると、試験場内で免許証用の写真の撮影をして、その日のうちに免許証が交付されることになります。
運転免許取得はこのように行われていきます。
合宿免許取得の際も、短期間で教習所と同じような流れで卒業免許取得へと進んでいきます。
免許取得はそう簡単なものではありませんが、誰もがくぐり抜けてきた道なのです。
そうやって、免許は与えられていくものなのです。
ちょっとした裏情報
免許を取得する為には、初めに教習所選びをしますね。
皆様が教習所を選ぶ理由の一位は「自宅や職場・学校から近い」という理由で決めている人が多いです。
実は自動車教習所、場所によって様々な特徴があることをご存知ですか。
例えば、女性なら嬉しいシャワー室や女性専用パウダールームを完備していたり、お子様がいるパパやママが安心できる専任保育士が常備する託児所があったり、マンガコーナーが設置されていたりと意外に知られてないことが多いです。
自宅や職場・学校近いからという理由も大事ですが、ぜひ自分に合う教習所を調べてみてください。
当サイト「わたしの自動車教習所」では教習所の特徴や口コミを掲載しています。
免許を取得するまでの、数か月過ごす自動車教習所をぜひ調べてみてくださいね。
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