マニュアル(MT)免許を取得するメリットとは?
最大のメリットは、オートマティック車も運転出来ること
最近の世の中のブームを考えてみると、レコードの普及の話題をよく耳にすることがあります。
音楽においては、昔日はレコードでしたが、廃れ、新たにCDが脚光を浴び、そのCDの影響も鳴りを潜め、現在は主役をダウンロードに譲っている状況です。
自動車においても、昔日は、マニュアル車が主役でしたが、現在はオートマティックが主流になってきているのです。
その中で、マニュアル免許を取得することに、どのようなメリットが存在するのでしょうか。
まず、現在の運転免許では、マニュアル免許があれば、オートマテッィック車も運転出来るということが挙げられます。
オートマティック免許は、限定免許ですから、オートマティック車しか運転出来ません。
マニュアル車は運転出来ないという歴然とした事実があるのです。
マニュアル免許があれば、いざというときに、躊躇せずにオートマティック車を運転できますが、オートマティック免許では、マニュアル車は運転出来ないのです。
これは、弱点とはなり得ませんが、仕事でも、プライベートでも、ちょっとした後味の悪さは生まれるかもしれません。
そのときのために、マニュアル免許は取得しておくべきと考慮する方も多いのかもしれません。
特に寒冷地では、オートマティック車は、冬道及び冬の坂道にて制御出来なくなる可能性がありますので、マニュアル免許は取得すべきなのかもしれません。
クラッチペダルの有無もメリットのひとつ
マニュアル車にあってオートマティック車にないものといえば、何かと考えれば、クラッチペダルと答える方は多いでしょう。
このクラッチペダルの有無も、マニュアル車免許のメリットと言えます。
マニュアル車では、クラッチペダルを踏み、ギアチェンジを行っていきます。
オートマティック車はアクセルペダルを踏んでいけば、自動的にギアチェンジが行われます。
このギアチェンジが面倒臭い、そして億劫に感じる方が多いわけですが、これは事故防止に連結するのではないかと思われます。
最近の二ユースでは、オートマティック車におけるアクセルペダルと、ブレーキペダルにおける踏み違いによる急発進が要因の交通事故が増加しています。
個人的には、操作が単純化することにより、運転者が運転操作に油断を生じさせているのではないか、と推測します。
マニュアル車であればクラッチペダルを踏み、ギアチェンジを行う複雑な様式を必要とするので、急発進による交通事故の確率は低くなるのです。
また、マニュアル車は、操作を間違えてしまうと、エンストを引き起こす可能性が高く、大事故には連結しないのです。
このような交通事故の削減にも、マニュアル車は必要とされています。
特に、高齢者による運転には、マニュアル車が向いている、と考えてしまうのです。
マニュアル車の方が運転は怠惰にならない
運転が楽しいと感じている方は、マニュアル車を運転しているのではないかと考えます。
スピードを加速させていくことが爽快なのでしょう。
加速させていくにも、減速するときにも、自分の好きなように車を操作させることが、至福のひと時なのです。
自分がこの車を運転操作しているという満足感がそうさせているのです。
人間は楽になっていくと、怠惰を覚えそれに浸っていきます。
マニュアル車に乗っていれば、自分で操作することなしには、車も発進しません。
マニュアル免許には、その怠惰を感じることがないのです。
走行状況やエンジンの回転数に合わせて、ギアを自由調整出来ることから、運転者の運転技術により、燃費も向上するメリットもありますので、燃費を重視するのであれば、マニュアル免許を取得するべきです。
マニュアル免許は複雑な様式を必要とする免許ですが、オートマティック車も運転することが可能である、という最大な魅力がある限り、マニュアル免許を取得しておいても、損は発生しないのです。
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