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車両進入禁止の標識の正確な意味とは?

車両が一定の方向に進入することを禁止している標識である


よく似て似つかないものがこの世の中には、たくさん、存在します。
芸術においても、全く同じものは存在しないと言われますが、双子においてもよく考慮すれば、違いは確かに存在するのです。
それは、冷静に考慮した場合に限定されますが、道路標識においても酷似している標識は存在します。

しかし、勘違い、見落としてしまうこともよくあるのです。
酷似している道路標識のひとつに車両進入禁止と車両通行止めが存在します。
酷似していますが、意味合いは全く、合致するものではありません。
車両進入禁止の標識が持つ意義は、その名称のとおりです。車両が一定の方向に進入することを禁止する標識です。
設置される場所に応じてですが、補助標識が共に設置される場合があります。

これには、通行してはいけない車両や時間帯などが表記されており、この補助標識が存在しない場合は、歩行者は該当しませんがすべての車両が進入禁止となります。
この車両という定義は、自動車、125ccの原付及びスクーター、軽車両を示します。
要するに、車輪の付いた乗り物のことなのです。
エンジンを切ったバイク及び自転車は、歩行者と同じ扱いになりますので、車両進入禁止標識の対象外となりますし、軽車両の概念の範囲には人に先導された牛や馬といった動物も含まれるのです。

車両進入禁止標識は赤色の枠内に太い白線


車両進入禁止標識は、主に一方通行の道路に設置されていることが多いのです。
これは、逆方向から来た車との鉢合わせを防止するために設置されているのです。
車両進入禁止標識を無視し、進入した場合は、罰則を課されます。
道路交通法違反として、反則金および2点の減点となります。

反則金においては、原付及び小型特殊バイクにおいては5,000円、バイクにおいては6,000円、普通自動車であれば7,000円、大型自動車であれば9,000円となりますので、記憶に留めておくべきです。
車両進入禁止の標識は、地色が赤色であり、中央に白色の太い線が描かれています。
曖昧であれば、普段からこのイメージを再確認しておかなければなりません。

この車両進入禁止の標識が存在しなくても、渋滞などの交通状況によっては、進入禁止となる場合があります。
例を挙げると、交差点、踏切、横断歩道、緊急車両の出入口があります。
交差点においては、信号が青信号であっても、前方が渋滞で詰まっている場合は、信号が切り替わる前に交差点を通過出来ませんし、交差する車両の通行の妨げになります。

そして、事故を引き起こす可能性も存在します。
通常、進入禁止でありませんが、スムーズに通過出来ない場合であれば、無理に進入することは回避すべきです。

車両進入禁止と車両通行止めの標識には違いが存在する


車両進入禁止標識と酷似した車両通行止めの標識についても、説明します。
車両通行止めの標識も、その名称のとおりであり、車両の通行を止める標識です。
この標識が存在する場所には、車両を通行させることが出来ません。標識のデザインは、外側の枠が赤色であり、内側の枠が白色です。

そして、赤色の太い線が左上から右下に下がっています。
誰でも見たことがある標識ですから、イメージは理解出来ると思います。
車両通行止めの標識は、車両の通行を例外なく禁止する標識なのです。

そのような性格を持ち合わせているので、歩行者天国や工事現場に設置されるケースが多いのです。
車両進入禁止には、補助標識による例外はありますが、対象車両は車両通行止めと一緒です。

しかし、進入禁止の方向が、車両進入禁止が設置場所のみという点に対し、車両通行止めは全方向という大きな違いが存在します。
これが、車両進入禁止と車両通行止めの標識の違いなのです。
酷似しているものを判別するのには一苦労が掛かりますが、よく考慮することが出来たのであれば、明確な違いはやはり存在し、判別することは可能なのです。

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