合宿と通学の違い!実際どっちがいいの?
通学免許は自分のペースで取得出来る
学生は学校に通い、勉学に励み、大人は職場に通い、勤労に励むことが理想とされていますが、もし、運転免許を取得したいとなったときはどうすれば良いのかと考えるときがあります。
比較的、学生のときの方が時間的余裕もありますし、その時期に取得するのがベストですが、そうではない人は、どうすれば良いのでしょうか。
運転免許を取得する場合、教習所に通う方法と合宿で取得する方法の2つの方法があります。
どちらが、免許取得には効果的なのでしょうか。
教習所に通う通学免許は、自動車教習所に通いながら、免許を取得する方法であり、自分の都合の良い時間を利用してあくまでも、自分のペースで免許を取得出来ます。
この通学免許を選択した方の方が、圧倒的にアドバンテージが多いのではないか、と思われます。主婦や社会人の方でも、免許取得は可能ですし、学科試験においても、しっかりと勉強が出来るので、学科の試験も合格しやすくなります。
メンタル面でもやはり、自宅から通え、自分の都合の良い時間に通える、という部分は大きいと思われます。
ただ、教習所の繁忙期にはどうしても人が多くなってしまうので、予約が取得出来ず、技能講習に遅れが生じてしまうことがありますし、個人によってはかなり多くの時間が掛かってしまう可能性もあります。
よって、短期間で免許を取得したい方には、通学免許は向いていないと思われます。
合宿免許は短期集中型
合宿免許の名前は聞いたことがある、と思う方は多いと思いますが、詳細は理解出来ていないのではないでしょうか。
合宿免許には、通学免許と違う点があるのです。
合宿免許は、2週間程度で免許を取得出来る方法であり、短期集中型です。
通学免許では、習得が早い人でも1ヶ月以上の時間を必要とします。
しかし、合宿免許では、宿泊施設に泊り込みながら、毎日運転免許の教習を集中的に行い、そして約2週間で卒業するのです。
入校から卒業までスケジュールを組み、配車予約をするので教習を受けることが不能とはなりません。
通学免許では、技能教習の予約の空きが無ければ、受講したくても出来ませんが合宿免許ではそれがないのです。
ただ、合宿に参加するためにはまとまった時間が必要となります。
約2週間という期間の休みを社会人は取得出来ませんし、基本的には、合宿期間中は自宅に帰ることも出来ませんので、プライベートな時間の管理が必要です。
プライベートな時間が確保出来ないのであれば、合宿免許は向いていない思われます。
通学免許の方が良いと思われる理由
通学免許と合宿免許、どちらが良いのか、という問いには軽率な断言は出来ません。
通学免許のメリットは、自分の都合の良い時間に通うことが出来る、そして、自宅から通えるという点が挙げられます。
デメリットは、入校から卒業までの期間が長期間、必要であること、そして繁忙期には乗車予約が取れないという点です。
合宿免許のメリットは、短期間での免許取得可能そして、技能の乗車予約が不要という点が挙げられます。
デメリットは、まとまった休みが必要なことと、学科、技能共に自分のペースでは進められないこと、そして、合宿免許期間中は自宅に戻ることが出来ない点です。
確実に言えることが出来るのは、学科教習にしろ、技能教習にしろ、計画通りに進めることが可能な方はごく一握りです。
それならば、強引に理解するよりは、自分が納得出来るペースで理解を深めた方が後悔はしない、と思います。
運転免許を取得し、実際、運転する道路は、融通が効く教習所内ではありません。
そのことを考え、互いのメリットとデメリットを比較すると、通学免許の方が良いのではないでしょうか。
確かに、相対費用で換算すると、合宿免許の方が安価ですが運転免許という資質だけを考えるのであれば、免許は価格ではないような気がしてならないのです。
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