ワイパーから異音が鳴っている場合の原因と対処法を網羅
運転に支障が出ることもあるワイパーの異音の原因
車のワイパーを作動したときにスムーズに動かず、フロントガラスに引っかかると耳障りな異音が鳴ります。
ビビリ音と呼ばれる異音でワイパーが寿命や劣化、あるいは汚れや取り付け不良などが原因のものです。
ワイパーから異音が鳴っている状態を放置してしまうと運転に支障が出る可能性もあります。
ワイパー本来の役割を果たすことができず、視界不良となることも考えられます。
さらにワイパーゴムがちぎれて走行中に飛んでしまうと、後続車や歩行者に当たってしまう可能性もないわけではありません。
ワイパー関連の部品の寿命が縮まるといった問題もあるからこそ、迅速な対応をした方がよいでしょう。
ビビリ音の原因を自分で探す方法
ワイパーからの異音であるビビリ音が出ている場合にはすぐに交換をするのもひとつの方法であるものの、できるだけ経済的負担を少なくしたい考えもあるでしょう。
となると、自分でビビリ音の原因を探して対応するのが最も確実な方法となります。
ワイパーゴムの劣化や汚れが原因の場合はフロントガラスの上を滑らずに引っかかってしまうのが特徴です。
ワイパーゴムを交換する対応のほかに、ワイパーブレードごと交換する対応もひとつの方法となります。
ワイパーゴムの押しつけ圧の異常の場合は押しつけ圧が均等になっていないのが特徴で、アームの湾曲を修正することで対応ができます。
ウインドウガラスの汚れの場合は市販のガラスクリーナーで洗浄し、ダメだった場合は油膜取りの専用クリーナーを使うようにしましょう。
撥水コートをウインドウガラスに行うことによって、ワイパーゴムがフロントガラスに引っかかりやすくなる可能性もあります。
撥水成分を含んだ撥水ワイパーを使う方法もあれば、撥水コート対応のブレードやゴムに交換する方法もあります。
ビビリ音の原因を自分で探すことによって、どういった対応ができるのかも把握できるものです。
ビビリ音の原因を画一的に考えるのではなく、それぞれの要素から何に問題があるかを紐解いていきましょう。
日本はワイパーの使用頻度が多い
他国と比べると日本はワイパーの使用頻度が多い国です。
雨の日や雪の日の視界確保においてはワイパーが重要であるのは間違いありません。
ビビリ音がしたままの状態を放置することによって、事故の確立が高まるのはいうまでもありません。
ワイパーは消耗品であるからこそ、いつかは交換を必要とします。
すでに何年もワイパーを使用しているのなら、ビビリ音が出たときを機に交換も視野に入れた方がよいでしょう。
ワイパーゴムやワイパーブレードを交換すれば解決する場合がほとんどです。
一般的にワイパーゴムの寿命はおよそ1年とされているものの、使用環境によって変わってくる場合もあります。
さらにワイパーアームが経年劣化によって曲がってしまうことも起こるからこそ、均一にゴムに圧力がかかっているかをしっかり確認していくことが大切です。
ワイパーから異音が鳴っている場合の原因と対処法を頭に入れておけば迅速な対応ができるはずです。
車を運転する時間が長い方ほど注意深くワイパーの状態を確認する必要があります。
もしも運転しているときにワイパーが使えないとなると、事故の原因になるのはいうまでもありません。
たかがワイパーされどワイパーという意識を持った方がよいでしょう。
快適なカーライフを役立てるアイテムであるワイパーが使えるかどうかによって安心して運転できるかどうかは変わっていきます。
ワイパーから異音が鳴っている場合はすでに何かしらの異常事態が起こっていることを覚えておかないといけません。
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