MT車とAT車の査定額の違いとは?より高い査定額を引き出す方法
AT車の需要が高まる理由
1991年11月にAT限定免許の取得が可能となり、日本国内ではAT車志向が高まりを見せています。
新車の90%以上がAT車となっており、新車を購入するにあたってはほぼAT車を選択しているといっても過言ではありません。
また、新たに運転免許を取得する場合は多くの方がAT限定免許を選択しているのもAT車の需要が高まる理由です。
中古車市場において買取業者は買い取ったあとに売れると判断した車に高値を付けるため、AT車の方が査定に有利になります。
軽自動車の場合は今現在走っているほとんどがAT車という状況であり、女性をターゲットにした車種や支持の高い車種の人気が高まっています。
しかし、軽自動車のなかにおいてもスポーツタイプの車種は若い方に支持されており、MT車の人気が高いです。
ファミリーカーやセダンは圧倒的にAT車に需要があり、AT車の方が査定額が高くなる傾向にあります。
高く買い取ってもらえる車種について
MT車で高く買い取ってもらえる車種はスポーツカーやオープンカーです。
車の操縦や一体感を楽しみたいと思う方が選択している傾向にあり、AT車よりもMT車の人気が高い理由にもなります。
査定額に数十万円もの違いがみられることも少なくありません。
AT車ではミニバン、エコカー、ファミリーカーが高く買い取ってもらえる車種となります。
通勤や買い物など日常的に利用される車種であるため、運転する機会が多く、男性でも女性でも運転しやすい点も重宝される理由です。
買取業者としても買い取った後に売れる可能性が高いからこそ、高く査定してくれるものです。
基本的にAT車の方が高く買い取ってもらえる可能性が高まるものの、MT車も車種によっては高く買い取ってもらえる可能性があります。
車を高額査定してもらうための4つのポイント
車を高額査定してもらうためのポイントはいくつか存在します。
MT車でもAT車でも該当するため、覚えておいた方がよいといえます。
まず、売却時期は1月~3月、8月~9月が狙い目となります。
新車はもちろん、中古車を探す方が多くなる時期であるためです。
また、夏のボーナスを使って車を購入する方も増える季節となります。
そのため、高額査定が出やすく、タイミングを合わせられるのなら合わせた方がよいといえるでしょう。
また、売りたいと思う車の状態も査定額に大きく影響します。
車種、年式、走行距離、傷の有無といった4点を主に車の状態として確認されるため、注目した方がよいでしょう。
車種は人気車種であるかが重要で、年式は新しい方がよいです。
走行距離は短い方がよく、傷は少ない方がよいです。
車を売る方法としては買取店、ディーラー、一括査定の3つあります。
この3つのなかで最も高く売れる方法となるのは一括査定です。
複数の買取店を競合させて相見積もり状態となるためです。
どの会社も車を買い取りたい気持ちがあるため、交渉に応じてくれることも多く、他社の方よりも査定額が低かったと話すことによって査定額も上がっていきます。
そして、希望査定額が決まっている場合はここで決めても構わないと思っている姿勢を見せるのも効果的です。
希望金額分かっていれば満たすために必要な条件を査定士から提示することもできるものです。
MT車でもAT車でも少しでも高く買い取ってもらうための方法はしっかり理解しておいた方がよいといえます。
買い取る側の立場を理解した対応を行うことによって結果は大きく変わっていくものです。
高く買い取ってもらえる可能性のある車種でないからといっても諦めることはありません。
ちょっとした工夫によってMT車でもAT車でも高く買い取ってもらえる可能性は高まるものです。
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